実るほど頭を垂れる稲野かな

災害時のツイッター活用の提案

災害情報

災害情報の信頼性と迅速性、大事なのはどっち?

台風、大雨、地震など災害が発生した際、状況を把握するための情報が必要となります。 これは、関係機関だけでなく、被災地に自分自身や家族・知人等が居る場合にも、災害情報が必要となります。 実態として、気象庁からは雨量、風速、震度の規模、津波の有…

災害時、建設会社が現場状況をツイート

災害発生時、真っ先に現場に急行するのは、施設の管理者や地域の建設会社です。(火災を除きます。) 災害現場に急行した者が、現場の状況をツイートすることで、その情報が広く、迅速に伝わります。 実際に、一般社団法人群馬県建設業協会(以下、「群建協…

ツイッターで救助要請する先は、ご近所さん(共助)

災害時に、ツイッターで救助要請する際、その担い手は近所の人=共助 を想定すべきといったお話です。 1.東日本大震災の事例 東日本大震災で、気仙沼の奇跡と言われている事例があります。 www.asahi.com 気仙沼の施設に取り残された大勢の人に関して、ツイ…

災害時のデマ対策

災害時のデマ対策にツイッターを使う提案です。 ポイント 災害時にデマが流れた際、#〇〇市災害 のハッシュタグをつけて、デマの否定情報をツイートする これにより、デマによる混乱・不安の沈静化を図る 災害時のデマは昔から 災害時のデマは、昔からありま…

位置の情報

災害現場からのツイートには、位置の情報を 2月28日のブログで、和光市の災害時ツイッター活用事例を紹介しました。その補足説明です。 防災訓練や災害時において、和光市から住民に対して、現地状況のツイートをお願いしています。ツイートする際のポイント…

災害時ツイッター活用の研究のきっかけ

1.研究のきっかけ 私が災害時のツイッター活用について、研究するようになったきっかけは、7年前の東日本大震災です。 7年前のその時、東京都内で会議中でしたが、大きな揺れで会議は中止。結局、その日は別の会議室で不安な一夜を過ごしました。幸いな…

災害時には #〇〇市災害 のハッシュタグを

災害時のハッシュタグについて 前回のブログで、和光市の災害時ツイッター活用事例を紹介しました。その補足説明です。 防災訓練や災害時において、和光市から住民に対して、現地状況のツイートをお願いしています。ツイートする際のポイントは3つあります…

災害時、みんなで現地状況をツイートしよう

「災害時に現地の人が、現地の状況をツイッターに投稿することで、多くの人に役立つ情報源になる。」 といった仮説の検証と考察です。 1.和光市のツイッター活用防災訓練 埼玉県和光市は、防災訓練のメニューのひとつとして、ツイッター活用訓練を行いまし…

ブログを始めます。

一応、研究者の端くれです。 建設省(当時)に入った最初の勤務地は土木研究所(当時)でしたが、その後は本省、局、事務所、自治体、財団など様々な職場で勤務してきました。勤務地では、北は秋田から南は沖縄まで、様々な場所で勤務してきました。その中で…